はじめに|「時間がない」ではなく「時間の使い方を知らなかった」
副業を始めたいけど、「平日は時間が足りない」「子育てもあって無理」と思っていませんか?
かつての僕もそうでした。
でも、管理職としてフルタイム勤務しながら、3児の父として家事・育児もこなし、さらに副業でブログや音楽制作、家庭菜園までやっている今、はっきりと言えます。
時間は「ある・ない」じゃなく、「使い方」の問題。
この記事では、平日は20時30分に帰宅する僕が、どうやって副業や家族との時間を確保しているのか、リアルなタイムスケジュールとともに、効率化や習慣化のコツをお伝えします。
プロフィール|副業ファーマンとは?
- 年齢:40代前半
- 家族構成:妻+3人の息子
- 本業:東証プライム上場企業の管理職
- 副業:不動産投資/ブログ運営/DTM(音楽制作)/メルカリ販売
- 趣味:家庭菜園(畝10m×6本を土日で集中管理)
- モットー:人生も畑も耕せ!
平日ルーティン|リアルなスケジュール公開
⏰ 5:30 起床|静かな朝が勝負時間
この30分〜1時間が、唯一まとまって作業できる時間帯。
- ブログの構成づくり
- 音楽制作のアイデア出し
- メルカリの出品準備(写真加工など)
- 畑の水やり、収穫など
▽ポイント
- 朝はスマホを見ない(SNSは開かない。特にTikTokは時間泥棒です)
- 記事の構成を作ってから本文を書くとスピードUP
- コーヒーを淹れることで「作業モード」へ切り替え
- 畑の水やりや収穫は2日に1回ペース(ベランダでも家庭菜園をしていますので、そちらの水やりは毎日行います。冬場は水やりはほとんど必要ないので、冬場は休日に収穫だけ)
🍱 6:30〜8:00 家事・育児・朝の準備
子どもの登校・登園準備や朝食づくり。
この時間は副業をいったんオフにして、家族最優先。
家庭菜園で収穫してきた野菜を軸に朝食の支度をします。
そして、畑の様子を見に行った日は汗もかくので、シャワーに入ってリフレッシュ。
仕事モードに切り替えます。
🚃8:00〜9:00 通勤中|耳からインプット&構想タイム
通勤時間は、インプット&メモに特化。
- 楽待や健美家、アットホームから不動産系の情報収集
- Google Keepに記事ネタをメモ
- 日経電子版のチェック(楽天証券に口座を開設していると日経電子版は無料で見ることができます)
- ついでに前日のニューヨークダウや先物のチェックも行います。
🧑💻 9:00〜19:30 本業|副業は完全にオフ
管理職としての業務に全力。
Slack、会議、部下対応、資料作成…。この時間は副業のことは一切しません。
副業で疲れて本業に支障が出るようでは本末転倒です。
昼休みだけは楽待と健美家、アットホームをチェックします。
あらかじめ、購入の検討に入ってくるような条件を設定していると各サイトのチェックがスムーズです。
アパート、戸建て、それぞれをチェックして、気になる物件が出てきたら、資料請求を行います。
たいていの場合はメールで資料を送付してもらえるので、帰宅時に業者さんから送付してもらった資料を確認しています。
🚃19:30〜20:30 帰宅&移動
帰宅ラッシュの時間帯なので、自宅到着はだいたい20時30分ごろ。
昼休みに資料請求した物件の資料を電車内で確認します。
特に「いけるかも!」と思った物件は内覧のスケジュール調整を業者さんと行います。この作業も移動中に行っています。
夕食はすでに家族が食べ終わっていることも多いですが、子どもたちがまだ起きていれば少し会話してから入浴。
※家庭菜園の作業はここではやりません(真っ暗なのでムリ)。
🛠 21:00〜23:00 副業タイム|集中の2時間
ここが僕の副業ゴールデンタイム。以下のような作業をローテーションでこなしています。
- CubaseでBGM制作(Audiostock向け)
- ブログ記事の執筆 or リライト
- メルカリの出品文や発送準備
「今日は疲れたな…」という日は無理せず、音声入力だけして早めに切り上げることも。
😴 23:30 就寝
毎日ではありませんが、Notionに「今日やったこと」や「翌日やること」を記録しておくと、頭の中の整理にもなります。
寝る前のスマホは可能な限り見ません。
睡眠の質を確保するため、デジタルデトックスの時間が必要だと思っています。笑
土日ルーティン|畑と副業のWフル稼働
土日は完全に家庭菜園&副業の実働日。
🌱 家庭菜園の作業(午前〜昼)
- 雑草取り
- 収穫(オクラ・かぼちゃ・スイカなど)
- 追肥・防虫対策
- 撮影(メルカリ用・ブログ素材用)
- 採種作業(固定種の種取り)
農作業だけで3〜4時間かかることもありますが、これが最大のリフレッシュ。
土や植物特有の匂いでホントにリラックスできます。
雨が降り出しそうとか、早めに植えたい野菜があれば時間に追われることもありますが、ゆる~い感じでやっていますので、無理せず自分ができるところまで行くことを目的にしています。
たまに子供が手伝ってくれるのですが、この時は爆速で作業が終わります。
子どもの年齢に応じて作業を分担すれば、収穫、草抜き、水やり、畝づくり等、同時並行で進めることができるので、効率的です。収穫作業が圧倒的に人気ですが・・・
春夏秋冬、様々な野菜の成長を間近で見ることができるので、子供の農業体験はきっと成長にプラスに働いてくれると信じています。
そして、家族が多いと食費がかなりかかりますが(特に男の子3人・・・)、家庭菜園は家計の大きな味方になります。
野菜が嫌いな子供でも、自分で収穫した野菜は「おいしい」といって食べてくれます。
さすがにゴーヤは小学校6年生の長男でも苦くて、食べれないようですが、その他の野菜はモリモリ食べます。
野菜を作っているので当然、野菜にかかる費用は格安なんですが、それとは別に野菜でおかずをかさましすれば、肉や魚などの主菜となるもののボリュームも少なくて済むので、出費がかなり抑えられます。
詳細は以下の記事で詳しく説明していますので、併せてチェックしてみてください。
家庭菜園で月5,000円節約するコツ|10m×6畝で実現するリアルな生活防衛
💻 午後〜夕方:副業集中タイム
- ブログ記事のまとめ作業
- 音楽のミックス作業
- 不動産投資の物件リサーチ
- 気になった物件の内覧
- メルカリ出品や発送(週末に集中)
土日は副業の仕込みと仕上げに向いています。特に記事は土日でガッツリ書いて、平日に分割して更新します。
気になった物件の内覧をするときは郊外へ行くことも多く、家族総出で向かいます。
ちょっとした旅行気分で行くことが多いです。
現地で美味しいものを食べたり、道の駅に寄ってお土産を買ったり、遊園地やアウトレットなどの全く関係のないところに寄り道したり。
奥さんや子供が喜びそうなレクリエーションをセットで行えると、物件探し自体を家族で楽しむことができます。
時間がない中でやっている工夫6選
- SNSは基本見ない
- 作業はテーマ別に分けてローテーション
- 30分でもやる。「今日はやった」と言える積み上げが大事
- 子どもと遊ぶ時間も「ネタの種」になると考える
- 完璧主義をやめる。下書きでも出す
- 「疲れたら休む」もルール化する
特に「疲れたら休む」というのは重要です。
人生を豊かにするために行動しているのに、そのせいで心と体が疲弊してしまっては元も子もありませんよね。
最近は「疲れたな」って感じるときは、全く何もしない日を敢えて作っています。
そうすることでリフレッシュして、そして何もしなかった時間をもったいなく思い、その反動で翌日から頑張れるような気がするのです。
副業のモチベーションを上げるには
副業をしていても、成果が出ない期間ってつらいですよね。
全く形にならないまま、時間だけがただ過ぎてゆく。そして、同じ時期に始めた人の話をSNSなどで見かけると、自分がより遅れているように感じます。
自分には才能がない、行動が少ない、始めたタイミングが悪い、子供が小さくて時間が取れない、一つのことを継続できない・・・
できない理由を挙げるとキリがありません。
そんな時でも、あきらめずに継続していくしかないんです。今の状況を変えたいと思っているなら。
モチベーションを保つのにおすすめなのは、副業のみで稼いだお金で外食に行くこと。
僕はAudiostockというサイトで自作のBGMを販売していますが、その売上がある程度貯まったので、そのお金を使って家族と某回転ずしチェーン店に行きました。
サラリーマンである僕が作曲のみで得た収入のみで外食のお金を支払う。
なんだかプロの作曲家になったみたいです。ずっと音楽家になりたくて、憧れていたので。
1回の外食で作曲家収入はほとんどなくなってしまいましたが、何とも言えない幸福感がありました。
特にこの方法だと、奥さんの理解を得やすいです。趣味の延長でもありますので、家で色々と作業をしていても遊んでいる風にとらえられることもあるのですが、応援してくれるようになります。笑
まとめ|土も人生も、耕せば実る
「忙しいのに副業も畑もやってるなんてすごいですね」と言われることがあります。
でも実際は、すごく地味でコツコツとした積み上げの毎日です。
けれど、そんな地味な毎日が、少しずつ副収入を生み、スキルを育て、子どもとの時間も大切にできる。
40代となると、そろそろ人生も半分ほど過ぎたのかなって思うと急に寂しくなります。20代の頃のように無駄に過ごす時間は極力減らしたいものです。
最初はうまくいかないこともあり、時間が無駄になってしまったと感じることもありました。でも失敗の数だけ、先に少しずつ進んでいると思い込んでいます。失敗したことがあっても、それが失敗だということは、もっともっと後になってからでないと分からないのではないかとも、最近は感じています。
色々な副業で得た知識や経験が本業や私生活でも活きていますし、当然のことながら本業で培ったスキルも副業で活きています。
時間の使い方次第で、人生は変わる。
今日もまた、人生を少し耕しました。
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